MRI装置・CT装置を更新しました
最新MRI装置のご紹介
AI(人工知能)技術を搭載した最新のCanon製 1.5テスラMRI装置Vantage Gracianを9月に導入いたしました。
本装置は、画像処理として最新のAI技術であるDeep Learning(深層学習)を用いて設計されたノイズ除去再構成技術を搭載しており、これまで以上に撮像時間の短縮と画質の向上を実現しています。患者さんの負担が軽減されて、高分解能の画像診断を可能にします。
被ばくなしで安心
MRI装置は、磁石と電波を用いて体の様々な部位を画像化するものです。放射線を使用しないため被ばくの心配もありません。
静かで快適
従来のMRI検査は、狭いトンネルのなかで大きな検査音が発生する、患者さんにとってストレスの大きい検査でした。この装置は、最新の静音技術により、検査音の抑制を実現しました。快適な検査空間を提供します。
高精細かつ短時間
画像処理としてAI技術であるディープラーニングを設計段階で用いたSNR向上技術を搭載しています。そのため従来よりも高精細な画像を、より短時間で撮像できます。
最新鋭80列マルチスライスCT装置のご紹介
AI(人工知能)技術を用いた最先端画像処理で、より優しい検査を受けていただける最新鋭80列マルチスライスCT装置「Aquilion Lightning / Helios i Edition」を10月に導入いたしました。
本装置は、0.5mm×80列の検出器を有し、最先端機能であるAI技術を用いてノイズ除去再構成技術を搭載しており、大幅な被ばくの抑制、また金属アーチファクト低減処理技術をはじめとする数々の先進技術も搭載しているため、高精細画像を取得でき、低被ばくで患者さんに優しい検査が短時間で行えます。
AI技術により大幅な被ばく低減を実現し、低侵襲な検査
AI技術の1つてあるディープラーニング(深層学習)を用いて設計された最新の画像構成法が搭載されており、従来のCT装置と比べると、最大で80%被ばくを低減することが可能です。
より細かな病変を発見
最小0.5mmの非常に薄いスライス厚での撮影により、1度の検査で従来のCTでは確認できなかった、非常に小さな病変を描出できます。また、従来体内に金属が留置されている場合、画像に影響を受けていましたが、金属の影響を大幅に改善する先進技術も搭載されており、病変の発見制度もさらに向上します。
短時間で広範囲の検査が可能
高速での撮影が行えるため、従来のCTに比べて、大幅に撮影時間が短くなりました。胸部撮影を例に挙げると、従来約10秒ほどかかっていた息止め時間が、非常に薄い0.5mmでのスライス厚で撮影を行っても約3秒ほどで終了するため、高精度で患者さんのやさしい検査を短時間で行えます。