リハビリテーション
当法人でのリハビリテーション科は、
理学療法士(PT):25名(病院20名、通所2名、訪問3名)
作業療法士(OT):9名(病院7名、通所1名、訪問1名)
言語療法士(ST):5名(病院4名、通所1名、訪問1名)
助手:2名
が常勤対応しており、それぞれ職能を活かしたリハビリテーションを行っています。
また整形外科山内医師が日本リハビリテーション医学会専門医であり、
専門性の高いリハビリテーションを統括しています。
施設基準は、
@脳血管疾患等リハビリテーションT
A運動器リハビリテーションT
B呼吸器リハビリテーションT
を取得し、283平方メートルと十分なスペースを確保しリハ機器が常設されております。
理学療法は「運動や物理療法を用い、基本動作能力の回復を図る」ことを目的としています。
筋力強化・歩行練習・トレーニングマシン・エルゴメータなどの運動を行い身体機能の改善を図り、
基本動作と言われる”起きる・立ち上がる・歩く”などの動作の獲得・向上に取り組んでいます。
また、物理療法は首・腰・膝などに痛みがでる疾患に対し、
温熱療法(ホットパックなど)、電気刺激(干渉波など)、頸・腰椎牽引といった機器を用い、
痛みの緩和を目的に行います。
作業療法は、なんらかの障害を呈した方に対して、身体の機能回復を目的とした運動に加え、
対象者が最大限の能力を活かし、出来る限り自立した生活が送れるように
日常生活動作(食事・更衣・トイレ等)の練習・指導を行います。
動作指導のみならず,対象者の機能に合わせて自立を手助けする為の道具(自助具)の提供・作製も行います.
また必要に応じて,家事動作の指導,復職に向けての練習・指導等も行っています。
対象疾患は、整形外科疾患が過半数を占めていますが,
・脳血管疾患等の後遺症や神経・筋疾患,
・呼吸器疾患、心臓疾患 などにも対応しています。
整形外科疾患では、保存加療、術前・術後加療まで、トータルでの加療を行っております。
変性疾患、外傷、スポーツ外傷に至るまで、整形外科分野と密な連携をとり、
きめの細かいリハビリを施行しております。
また他院との大きな違いとして、
術前・術後の早期リハビリテーションから、
退院時指導・環境整備のための退院前訪問指導まで、
入院から自宅までの責任感のあるリハビリを行っております。
平成27年4月より、通所リハビリテーションセンターの強化を行い、
医療→介護→在宅の流れをよりスムーズに実現することができるようになっています。
毎週1回の整形リハビリ回診・リハカンファレンスなどを行い、
医師・看護師・メディカルソーシャルワーカーと連携し、チームでの加療充実に努めております。
地域に密着し、予防的リハビリテーションから、急性期・慢性期のリハビリテーションまで、
包括したリハビリテーションを提供できるよう日々努力しております。
リハビリテーション科
リハビリテーション科には理学療法士・作業療法士・言語療法士・リハ助手が働いています.
○作業療法(OT)は運動療法及び作業活動を通して心身機能の回復を図ると共に,出来る限り自立した生活が送れるよう日常動作の練習・指導を行います.また,必要に応じて自助具の提供・作成,家事動作の指導,復職に向けての練習・指導等も行います.
○訪問リハビリテーション(訪問リハビリ)
2009年11月に訪問リハビリを再開しました.「動きにくい・どう動いたらいいの?介助が大変…等」生活していく上で困っている事に対して自宅でリハビリを行います.
御本人・御家族の皆さんが「その人らしく生活する」為に必要な運動療法,日常生活動作の練習,介護指導,趣味活動支援等を行います.
○言語療法(ST)は言葉や聞こえ、食べることや飲み込みなどの障害に対してこれを改善するための検査・訓練・指導を行います。当院では、平成24年4月より言語聴覚士を採用開始し、高齢者に多い摂食や嚥下障害を中心とした、検査・訓練を開始しております。
私たちリハビリテーション科は患者様に満足して頂けるよう,良質な対応・適切な治療提供を目指しています.他部署との連携を密に取りながら,各々の患者様により良いサービスを提供出来るよう,これからも切磋琢磨して頑張りますので,どうぞ宜しくお願い致します.
リハビリテーション科 職員一同