日本人工関節学会認定施設
当院は人工関節専門施設としての認定を受けております。
人工股関節全置換術(Total Hip Arthroplasty:THA):症例数県内2位
人工膝関節全置換術(Total Knee Arthroplasty:TKA):症例数県内3位
人工膝関節単顆置換術(Unicompartmental Knee Arthroplasty:UKA):症例数県内1位
人工関節全体でも県内3位の症例数となっております。
人工関節置換術
当院は沖縄県で初めて
手術支援ロボット「Mako」を導入しました。
これを使用することで、より正確にインプラント設置できるようになりました。
人工股関節全置換術(Total Hip Arthroplasty:THA)
人工膝関節全置換術(Total Knee Arthroplasty:TKA)
人工膝関節単顆置換術(Unicompartmental Knee Arthroplasty:UKA)
に力を入れています。
症例によりMIS(Minimally invasive surgery)を施行しています。
Direct Anterior Approachや、Anterior Minimally Invasive SurgeryによるTHA
Subvastus ApproachによるTKA、UKA
筋肉などの軟部組織をできるだけ傷めない手術を心がけており、
術後の筋力回復や疼痛緩和に非常に効果が出ています。
原則、手術後の定期的なフォローアップも当院で行います。
極めて大事なことですが、人工関節を入れた方はゆるみの可能性があります。
そのため定期的なレントゲンチェックは必須です。
すなわち執刀医とは一生のお付き合いが必要です。
ゆるみは放置すると骨溶解が悪化し、手遅れがありえます。
他院術後に全くフォローをされていない方が散見されます。
他院術後でも、まずはお気軽にご相談ください。
股関節
当院では股関節専門施設で股関節外科を中心に研修してきた山内が、
股関節のいかなる疾患に対しても全国的にも最先端の加療を行います。
変形性股関節症、大腿骨頭壊死症、寛骨臼形成不全、股関節リウマチ、人工股関節ゆるみ、
他にも外傷も含めた諸々の股関節疾患に対応します。
まずは手術をせずに済むような保存加療を積極的に行います。
手術は人工股関節全置換術(THA)、人工股関節再置換術、各種骨切り術など行っています。
特にTHAは豊富な症例経験に基づき、原則として
手術支援ロボット「Mako」を利用し、
最小侵襲手術
(MIS)を行っています。
早期回復、早期社会復帰が可能になっています。
人工股関節の最大の問題の一つである脱臼に対しても、最先端の手術手技を駆使することで、
脱臼率を大幅に低下させることで、日常の生活制限もほぼなくすことが可能となります。
必要時は股関節鏡も施行しています。
股関節疾患についてお困りの方、術後の生活制限を懸念して手術を悩んでおられる方、
他院経過が思わしくない方も、当院では必ずやご期待に添う結果をお出し致します。
お気軽にご相談ください。
膝関節
当院では整形外科常勤3名と膝関節専門医が非常勤として在籍しており、
全ての膝関節疾患に対して、包括的な加療を行っています。
外傷はもちろん、変形やリウマチに対しても、積極的な保存加療を行います。
必要な場合には、手術療法も行います。
人工関節置換術や、高位脛骨骨切り術などを施行します。
人工関節は、変形に対して一般的に施行される人工膝関節全置換術(TKA)だけではなく、
変形が片側だけの場合は、人工膝関節単顆置換術(UKA)を導入しています。
当院ではモバイルのOxford型UKAを県内で初めて導入し、県内随一の実績を挙げています。
TKAは
手術支援ロボット「Mako」を使用しています。
術前CTデータを使用し、ロボット併用手術を行っています。
インプラントを正確に設置できるだけでなく、手術時間短縮にもつながります。
TKAもTHA同様、必要以上に創部や筋を切離することなく、
アプローチ(進入法)も県内ではほとんど行われていない
筋非切離のSubVastus(SVA)法をはじめ、症例に応じて対応しています。
長期に安定した成績を実現するために膝周囲の軟部組織バランスまで考慮し、
日常生活レベルをしっかりと保てるような丁寧なTKAを施行しています。
高位脛骨骨切り術(HTO)は適応は限られますが、
当院では県内で先駆けて手術を導入致しました。
半月板損傷や前十字靱帯(ACL)損傷などのスポーツ外傷も全国標準の加療をしています。
半月板損傷は、積極的に低侵襲な関節鏡での加療を行っています。
靱帯損傷はスポーツで受傷することが多く、競技復帰を目指す方が多いですが、
残念ながら他院術後の結果が思わしくなく、当院に相談される方も多いのが実情です。
当院では、プロスポーツ選手に対しても多数執刀経験のある医師が、
ACL損傷を主とした靭帯損傷に対する関節鏡手術に精通しており、
低侵襲で安定した結果を出しており、高いスポーツ復帰率を実現しております。
上記の疾患ならびにその他の膝関節疾患でお悩みの方はまずはお気軽にご相談下さい。
関節リウマチ/リウマチ外科
人間に備わっている、体内への異物を攻撃するシステム(抗原抗体反応)が異常をきたして、
本人の細胞を攻撃してしまう病気を「膠原病(こうげんびょう)」といいます。
その膠原病の中でも、関節を中心に攻撃するのが関節リウマチです。
本人の細胞を攻撃してしまうので、本人の細胞が存在する全身関節に攻撃を加え、
徐々に関節を壊していきます。壊れてしまった関節は元に戻すことはできません。
関節リウマチ自体の治療は、関節が壊れる前にその攻撃を抑えることが目標となります。
以前は攻撃によって起きた炎症を抑えるだけのステロイドや消炎鎮痛剤のみ投与でしたが、
近年は免疫抑制剤や、さらに強力な生物製剤を用いた新しい治療が出てきており、
積極的にリウマチの活動性を抑える治療が中心となってきています。
しかしながら強力な治療は、副作用を出す事があります。
そのため関節リウマチの治療には最新の知識が不可欠となります。
当院ではリウマチ専門医が、関節リウマチに対する加療を行います。
関節リウマチ自体の活動性が抑えられても、壊れた関節はもとには戻らないため、
関節破壊が強い場合には、人工関節置換術などの手術療法も行います。
関節リウマチに対しては、総合的な治療が必要となります。
是非当院整形外科にご相談ください。